この内容は完全に雑談及び愚痴レベルの内容です。
専門的な内容ではないことを事前に申し添えさせていただきます。
実はこの検査が2020年にアメリカで公刊されたことについて、2022年8月に日本語版が刊行される前から知っていました。
2022年8月、待ちに待ったMMPI-3日本語版だ!!!と大喜びした記憶がありました。しかし、発売当時は検査マニュアルしかなく、英語の解釈本しかありません。
それが本当に日本人に適用できるのかそこで悩んでいたので躊躇しました。そのエビデンスがどうなのかと思いました。
実は正直に言うと…
英語が得意ではないので、とても自分の英語力を前提とした解釈本の理解で検査をする気になりませんでした。すごい労力というのもありましたが、英語は中学1年生より苦手科目。高校受験、大学受験等で英語が足を引っ張っていたので、とても自分の英語で理解したものを使う気にはなりませんでした。もし英語の理解が不十分で誤った解釈をしてしまったら、相談者の方々にご迷惑をおかけしてしまいますから。

また、元々日本で使われているMMPIも使っていたので、ある程度自分自身ではっきりと最新版の方がよいかわからないと使う気になりません。
わかりにくいと思うので、車のたとえで。日本におけるMMPI日本語版→MMPI-3日本語版の改訂はマニュアル車からオートマティック、ABS、バックカメラなどの最新機器が一気に搭載されたレベルの改訂なので、同じ車という分類で運転する感じではなかったのです。
どういう内容なのかわからないと、仕事として提供するためには…と思いました。そのため、日本でのマニュアル以外の書籍が出て、研修も参加して、やっとこれなら使えると自分が納得し安心できるまで使う気になりませんでした。良くなっているだろうとは漠然とわかっていても、一応専門職としてちゃんと言語化して自分の使っているものが何ものかと理解する義務があると思うので…。
とまあ、かっこよいことを色々と書きましたが、最後に一つだけ言いたいことがあるとすれば仕事でこんなに英語を使う必要があるなら、中学生の時からもっとまじめに勉強しておくべきでした。大学生の時でも英語の必要性を感じておらず、30を越えてから気づいて勉強をする羽目になりました…。
若い人に言いたいことがあるとすれば、AIで翻訳もしてくれる時代になったので、勉強する意味がないと思うかもしれません。今の翻訳機は本当に有効ですが、結構誤訳も発生します。そのためできた方が良いと思います。と個人的には思っております。
以上、英語が苦手な事を言い訳している愚痴でした。
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