生活保護受給していると、心理カウンセリングは自費のため受けることができないという話を聞きます。
東京都内の場合、カウンセリング費用を補助する制度があり、年間72000円補助してもらうことが可能です。当ルームで言えば面接8回分です。 その制度についてご紹介します。
制度の名前
被保護者自立促進事業
「地域生活移行支援」「生活支援費」「精神科カウンセリング受診料」
補助金額
年間72,000円
利用条件
- 生活保護を受けていること
- 区長などの同意があること
- 日常生活を維持継続するために必要なカウンセリングであること
精神科医のカウンセリングがメインであるかのように書かれていますが、現実的に精神科医がカウンセリングをしているケースは少ないでしょうから、公認心理師や臨床心理士が対象になると思います。
一体、誰に相談すればいい?
担当のケースワーカーには被保護者自立促進事業「地域生活移行支援」の中でカウンセリング費を補助してくれる制度を使ってみたいと相談し、検討してもらいましょう。
当ルームでも領収書発行する際、必要な内容を指定していただければ、作成しますので、教えていただければと思います。
掲載されている区の情報
参考情報として当ルームの近くの区の情報をアップします。
江東区
江東区被保護者自立促進費用補助要綱
墨田区
墨田区被保護者自立促進事業実施要綱
まとめ
他に練馬区、大田区、板橋区、品川区、中野区などがあります。それ以外にも都内で上記の制度が使える市もあります。
残念ながら、当ルームが開業している江戸川区では見つけられませんでした。しかし制度があります。
ぜひ、上記の制度について確認して現状の改善につなげられるお手伝いをさせていただければと思っております。
心理カウンセリングは中々認知されていませんが、必要な人も多くいると思います。今回の情報が少しでも皆さんのお役に立てていただければ幸いです。