初めてカウンセリングを試そうと思っている方もいらっしゃると思いますので。まずは、カウンセリングの大まかな流れを説明させていただきます。
カウンセリングは大きく分けて、初回面接と継続面接があります。それぞれの特徴を2つに分けて説明していきます。
初回面接:
初回では、大きく分けて三つことをします。①クライエント(相談者)の困っていること、話したいことを聴く。②生育歴(幼少期の家族や学校時代の環境など)を聴く③カウンセリングの方針を決めるです。なお、生育歴を聴くについては別の記事もこちらをご参照下さい。
カウンセラーがすること:
- 相談内容がカウンセリングで取り扱える内容か。
- より適切な相談機関があるのか。
- 相談内容の優先順位があるか、あるとすればどこか。
- 負担感はあるか。
- クライエントがどこから取り扱うことが良いと思っているか。
クライエントがすること:
- カウンセラーは信頼できるか
- 自分の内容は理解してもらえそうか
- 話していて、相談内容が整理されている感覚はあるか
- カウンセリングをする上での不安はあるか
- 相談内容の優先順位や方針は納得できるか
このように初回面接では、お互いに様子を確認する必要があります。
②はどうしてこのようなことを確認する必要があるかについて書きたいと思います。