苦手なことへの対処法

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。たまには雑談的な内容もと思い書きます。

営業電話が多いです。

 カウセリングルームも開業して4か月目に入りました。今でもありますが、営業電話が多いこと多いこと!

せっかく書くので、どのくらい電話がかかってきたのか確認したところ、最初の1か月で90件以上もかかってきました。

ちなみに私の私用携帯電話の発着信数を数えたところ、90件弱(あっ、友達が少ないのがばれちゃいますね)残っておりそれはちょうど1年前。ということはホームページに載せて「営業電話の1か月分の着信>私の個人的なやり取り1年分」となります。すごいですね。

正直、最初は嫌で嫌で落ち着くまでいったんはホームページから電話番号を削除することも考えた時期があり、友達にも勧められました。

しかし、人間には慣れが発生します。2,3日すると営業電話の着信が山ほど残ってもさほど気にならなくなりました。2週間もするとずいぶん減りました。無視は効果があるのでしょうね。

ここで終わっては心理師の雑記にはならないと思い、このことについて心理師的に書いてみます。

営業電話の話を心理師的なネタとして書いてみた。

認知行動療法の暴露療法を自分に試す

 人間は嫌なことにさらされることで苦手さを克服する治療法があります。認知行動療法(CBT)で使われる技法ですが暴露療法と言います。名前がグロテスクでちょっと…と個人的には思いますが、治療の本質を表しているので致し方ありません。

 話がそれたので、元に戻すと、これは単純に嫌なことを意図的に何度も体験することで慣れが生じて怖くなくなるという治療法です。今回の頻回営業電話も嫌な刺激にさらされることで、段々とその刺激に慣れてくるという意味では、日常生活での暴露療法をしたと言えるでしょう。

 習った当時は随分乱暴な治療だなと思ったものです。とは言え自分の勝手な価値観で物事を決めてはだめ!と思い、効果があるならとやるのもありだなと思いました。しかし、(半信半疑で信用ならないため)最初からカウンセリングに使うのは気が引けたため自分に使うことにしました。

絶叫系マシン大嫌い心理師がディズニーのタワーオブテラーに乗る

 ちょうどその頃、職場の社員旅行でディズニーに行ったのです。私はジェットコースターのような絶叫系マシーンが大の苦手。そうです。試したんです。人生で初めて乗りました。タワーオブテラーを。

 1回目はあまりの怖さに叫び声も上げられず、最初は目も開けられません。途中から目を開けられるようになりました。2回目は目を開けられるようになり、後半から絶叫できるようになりました。3回目は最初から絶叫できました。

つまり、1回目はあまりの怖さに声すらあげられなかったのですが、1日に3回も乗るとさすがに慣れてきます。これはまさに苦手なものでも段々と慣れていく過程です。

まとめ

 恐怖が強すぎるものは、逆効果になることもありますので、ぜひ専門家と一緒にやる方が良いでしょう。このように苦手なものを治すのにも心理カウンセリングの利用はできます。(私の絶叫系マシンが苦手が治るまでは乗りませんでしたが…。)

 この治療法を使えば虫の苦手なところも治すことができますし、ゴキブリ君への恐怖感も低減させられます。但し、日常生活においてゴキブリの恐怖を減らすことに意味はないのでやる必要はありません。(笑)

もし、ご興味があれば、認知行動療法(CBT)をやっているカウンセリングルームに行ってみるのも良いでしょう。

 ディズニーランドから葛西駅へのバスもあるようなので、ディズニーに行くついでに当ルームでカウンセリングや心理検査を受けることもご検討下さい。

最寄り駅からディズニーに行けるバスが走っていることに驚いたカウセリングルームいちごでした。

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